パリ、大規模デモ後の観光
2018年12月9日、大規模デモの翌日の観光で、
わたしが歩いた場所は危険な雰囲気は無かった。
泊まっているのはサンジェルマンデプレの辺りで、破壊されたものは見かけなかった。
08:45ルーブル美術館に並び始める。強風&曇天な日で、09:00にオープンしたが
最初はチケットホルダーが入館し、チケットを持たない私たちが館内に入れたのは
09:15頃であった。
強風かつ冷たい風を全身に当てたため、からだが冷えた。
ダウンを着ていてよかったとしみじみ思った。
この時は帽子、マフラーは持たなかったが、この後からはこれらを持って観光をした。
ルーブル美術館入口前のアナウンス。
12月8日、パリで過ごした観光客はなにをしていたんだろうか。
私だったら…部屋にこもっているかな。
前回の12月1日と比較すると、無差別な破壊活動とではなく、ターゲットを
狙って攻撃していたらしいけれど、全てのジレジョンヌ達が同じ意思を持って活動
していたわけではないと思うし、何かをきっかけとして
観光客が狙われることもあるかもしれない。
それは、ジレジョンヌを装った別の人達だと思うけれど。
本当に、デモの最中に空港からの移動をせずに済んだことは良かった。
さて、ルーブル美術館ではアナウンスガイドの
Nintendo3DSを借りて、観てまわった。
この操作がかなり難しい。
本体に内蔵されている、お薦めポイントをまわるプログラムを選んでみたのだが、
道順が違うと警告されてしまうのだ。
特に記録用の写真は撮っていないけれど、お薦めポイントを
まわるプログラムを選択した場合は、チケットチェック手前
(チケットをピッと読んでもらうブースより手前)から、そのプログラムを起動しないと、
永遠に警告をされてしまう。
1番最初のガイドが、チケットチェック時点となっているから。
ここを聞かないと先に進めない。
(スタート位置に戻るように繰り返し案内されます!)
もしくは、お薦めポイントを見るプログラムではなく適当に歩き、その作品の前で、
ガイドを聞くという方が分かりやすいと思う。
この日は雨も強く、サンドイッチを買ってホテルでランチ。
その後ラスパイユのビオマルシェへ行ったが予定より早く閉店していた。
仕方ないので歩いて、ルボンマルシェへ。
早めに頼まれものを買い、ホテルで食べる食材を買った。
季節ギリギリなのかな?茸を買いました。
お醤油をもってきたので、ホテルでバター醤油炒めにします。
エシレバターで醤油炒め。
1度荷物をホテルへおいて、凱旋門へいってみた。
凱旋門は日曜日の割には人が少なかったようにみえた。
夕方には虹がでていたり!!
のんびりとシャンゼリゼ通りを歩いてみたら
昨日のデモ爪痕が…
そして報道する人たちがいたり、
ここから撮るとちょうど凱旋門がはいるんだろうな
ルイヴィトンは他と違って金属の衝立で守られていたけれど、入口正面の
右の硝子にヒビが入っていた。
パリのような、日本から遠い国への旅行はずいぶんと前から計画していると思うし
今回のような予期せぬデモがあっても、キャンセルするのも…と思ってしまうと思います。
現に、我が家もそんな感じでした。
せっかくの記念の旅行なのに…と。
平和ぼけした生活をしているので、旅行を止める勇気は
でてきませんでした。休暇もとってしまったしと。
そして、旅行へでてから急に心配になり見ず知らずの方を含め情報をもらいました。
本当にありがとうございました。
また次の日の土曜日にデモをやる計画があがっているようです。
旅行を予定されている方はお気をつけください。
情報は、スマホでチェックした方が良いと思います。
Googlemapで、有名な観光地への経路を探すだけでも
例えば、凱旋門からエッフェル塔とか、
通行止めや電車遅延がわかると思います。
パリへ来ちゃったとしても、デモのある日はホテルから出ず過ごしてください。
個人旅行の場合はかなり情報が制限されてしまいます。
デモの日に到着、出国される人は早めの空港へ移動
もしくはデモ後の移動が安全だとおもいます。
デモ翌日の雰囲気が伝わったでしょうか?
フランス語がわからない、英語もおぼつかない
個人旅行客の感想でした。